コンセプト
島崎淳二建築設計室が大事にしている6つのこと
1.お施主様と二人三脚で作ります
お客様の「こうしたい」の実現を第一目的に設計活動を行います。しかしお客様にとっての「こうしたい」はなかなか具体的なイメージになりにくいもの。
わたしの仕事は、イメージを具体的な建物にするためのサポートだと考えています。「それならば、こっちのほうがいいんじゃないでしょうか」「私ならばこうします」——プロとしての助言や提案を行います。しっかりと時間と手間をかけ、お客様と二人三脚で「夢」を実現します。
2.シンプルで素直なデザインを基本に、ちょっとした遊びを加えたい
わたしのデザインは、奇をてらわない「シンプルで素直なデザイン」を基本にしています。構造に無理がなく、風土や歴史を重んじた飽きのこない建物をご提案します。お客様の生活スタイルや動線を考慮するのはもちろん、採光や断熱、周囲の音、防風、雨への対策、そして法律——。多くの条件にかんがみつつ、なるべくシンプルにまとめあげたいと考えています。
構想の段階では既成概念にとらわれることなく様々な可能性を探りましょう。多くのアイデアを出し、検討に検討を重ね「もっとよいもの」を目指して計画を練っていきます。つねに「見た目の新しさ」「奇抜さ」にとらわれないよう注意しながら建築計画を進めていきます。
3.年月とともに味わいの出てくる天然素材を使います
かつて足から天板まですべて木材でできていた学校の机は、鉄パイプ製があたりまえになってしまいました。天然素材でできていた生活道具も、多くがプラスチックにとって代わられました。建築物も同じです。 しかし、年月とともに味わいの出てくる天然素材を使い、ていねいな職人仕事でつくられた建物は安らぎを与えてくれます。
わたしの設計する建築物は、まずは「年月とともに味わいの出てくる天然素材」をお勧めいたします。工業製品と比べると、均一性・耐久性に劣るかもしれませんが、天然素材はそれを補ってあまりある恩恵をもたらします。
「天然素材=高価」と誤解されがちなのですが、工夫しだいで安くていいものができます。予算がないからといってあきらめる必要はありません。肝心の部分だけ天然素材を使い、あとは工業製品を使うなど、いろいろと工夫の余地はあります。そこはわたしの腕の見せどころ。ご期待ください。
4.環境と健康に配慮した建築物を作ります
建築業界は廃棄物やアスベスト問題、シックハウスといった多くの問題を生んでしまいました。環境と健康に配慮した計画はいまや当然のことといえるでしょう。
環境に配慮した建物は、同時に健康的な建物になります。使用する人たちにとって安全で楽しく豊かな建物は、環境に配慮した建物にしぜんになっていると考えています。
5.予算を守ります
家をたてるのにいくらかかるかわからない——のでは困ってしまいますよね。わたしはお客様の予算の中で最善の建築物を提案したいと考えています。
誰しも予算は無限ではありません。ほとんどの人にとって人生で家を建てる機会は1回きりです。経験がない大きな仕事を、クオリティを確保しつつ予算内に収めて1回で成功させるという難題をクリアしなければならないところが、住宅建築の大変なところです。
いちばんだいじなのは「ここはお金をかけてもこだわりたい」「ここはシンプルでかまわない」といった細かな要望をバランスしたメリハリのある建物なのです。住宅は人生で最も大きな買い物になるでしょう。 大きな責任を忘れず、設計・施工を進めます。
6.「建物の町医者」として安易な新築より改善を
建物関連のことなら何でも相談に乗ります。
島崎淳二建築設計室は、本業の建築設計業ばかりでなく、ボランティア活動などを含めた地元での地道な活動をつうじて電気屋、左官屋、土木業者など、加古川周辺の信頼できる建築関連の施工者を沢山紹介することができます。
こんなことどこに頼めばいいかわからないという時は、わたしにへご一報ください。冗談ではなく、 電球1個、窓ガラス1枚から相談に乗ります。壁や塀など小さな建築物の増設や修理もおてのものです。
こんなにたくさんの費用と労力をかけた建物です。だいじに使ってあげてください。不都合があればいつでもご連絡を。末永いお付き合いをよろしくお願い申し上げます。
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