設計の流れ
ご相談から完成までは11の工程に分けることができます。
お問い合わせや事前相談、初回設計のご提案までは料金が発生することはございません。
- 1お問い合わせ
- まずはお気軽にお問い合わせください。直接お会いする日程を決めましょう。建築予定や設計、建物づくりを始める方の基本的なご質問にお答えします。そのほか、リフォームやちょっとした修理など、どんな小さなことでもご相談に乗ります。 事務所を留守にしている場合が多いので、携帯電話かメール・FAXでご連絡くださるとスムーズです。当たり前のことですが、相談段階で報酬はいただきません。どうぞご心配なく相談ください。
- 2顔合わせ・事前のご相談
- 直接お会いし、ご依頼内容をおうかがいします。 相談内容について、様々なアドバイスをいたします。当事務所に設計を依頼するとどんなものができるか、そして今後の進め方についてご説明しましょう。このときに設計疱疹や、過去のプロジェクトの説明も行います。ご依頼内容によって、当事務所ではなく別の業者をおススメすることもできます。 すでに建物について具体的なイメージをお持ちでしたら、土地の測量図やスケッチ・雑誌の写真などを持参くださるとより具体的なご説明をすることができます。 すでに建築予定地がある場合は現地で打ち合わせることはもちろん、土地が決まっていない場合はご相談に乗ることもできます。 初めてお会いして、ここからお付き合いの第一歩となりますのでお互いの価値観や考え方などをお話しできれば、と思います。遠慮せずに考えをお聞かせください。
- 3初回設計提案
- 第1回目の設計提案(図面と見積書)をお届けします。 当建築事務所と契約をするかどうかの判断材料としてください。ちなみにこの図面を作った段階でもお支払い義務は発生しません。 建物をいっしょに建てるとなると、とても長いお付き合いとなります。ご契約の前に、気になることはなんでもご相談下さい。設計能力や契約書の内容以外にも、わたしの価値観や考え方、信頼して任せられる設計者なのか、などを設計提案を通してご判断頂ければと思います。
- 4設計監理契約 *設計監理費第1回支払い(契約金の1/10)
- 基本設計開始に際し、設計・監理契約を結んでいただきます。 この段階で初めてお客様にお支払い義務が発生することになります。建築設計料は設計・施工の進み具合に応じて段階的にお支払いいただきます。一括でぜんぶお支払いいただくわけではありません。
- 5基本設計業務 *基本設計完了時のご請求(契約金の3/10)
- 建物の具体的な設計を進めていきます。 打ち合わせを繰り返しながら、建築模型・図面・パース(立体図)などを作成し、建物の基本となる大きさ・形状・配置・間取り・窓の位置など大枠を詰めていきます。初回設計提案から大きく変わってもかまいません。 また基本設計から実施設計を進めながら、計画地の地盤調査を調査会社に依頼します。軟弱な地盤だった場合、地盤改良が必要になることがあります。
- 6実施設計業務 *設計監理費のご請求 (契約金の3/10)
- 基本設計をもとに、工法・仕上げ・設備の詳細を決定し、建築確認申請や見積もり、工事のために必要な建築一般図・詳細図・構造計算書・構造図・設備図などの作成をおこないます。
- 7見積もり依頼
- 実施設計図をもと施工業者に見積もりを依頼します。 とくにご指定がなければ、構法や地域に合わせ、信頼できる施工業者に見積りを依頼します。複数の業者に相見積もりを取ることも可能です。公平をきすため施工業者からの質疑には当事務所が対応いたします。
- 8請負業者の選定(工事請負契約)
- 約1ヶ月で見積書が完成します。施工業者から提出された見積金額が妥当であるか、内容を調整していきます。見積書を検討後、技術・施工能力などを含め、総合的に判断して、施工業者を確定します。 工事請負契約はお客様と施工業者の間で交わすことになります。当事務所は契約に際し、第三者の立場で契約内容の確認をおこないます。
- 9建築確認申請業務
- 役所または民間の代行機関に建築確認申請を提出し、建築許可を取得します。申請者は建主であるお客様ですが、一般的には設計者(わたし)がお客様からの委任を受けて書類を作成して提出します。
- 10工事着工(監理業務)
- いよいよ工事開始です。工事中は建築のカンドコロとなる行程はもちろんのこと、週に1度以上は現場に行って、工程やクオリティを確認し、予定通り工事が進んでいるか細部に渡ってチェックします。場合によっては工程を変更します。
- 11完成・引き渡し *設計監理費のご請求 (契約金の3/10)
- 建物が完成したら最終確認です。(1)施工業者の自主検査(2)当事務所の検査(3)建築主(=お客様)による検査——を行います。工事業者から鍵を引き取って建物の取り扱い説明を受け、引渡しが完了です。 住宅の場合は、無事引越しが済みましたら、取合えず業務終了となります。
こんなにたくさんの費用と労力をかけた建物です。だいじに使ってあげてください。不都合があればいつでもご連絡を。末永いお付き合いをよろしくお願い申し上げます。
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